キッズ脱毛が増えてるって本当?
一般的な脱毛方法としてカミソリ処理やニードル脱毛(針に電流を通して毛根にダメージを与え、脱毛していく方法)があるが、現在エステティックサロンでは光脱毛、クリニックではレーザー脱毛が主に行われている。
レーザーによる永久脱毛は、成人もしくは成人に近い年齢から受けられる方が多いです。
しかし小学生でも、高学年くらいの年齢のお子さんが、すねなど毛が濃い部分の脱毛処理を希望し、親御さんと来院されることは稀ではありません。最近は美容意識の高まりもあるのか、脱毛レーザーでの施術を希望される方の低年齢化が進んでいます。
小中学生のムダ毛の悩み・ホルモン異常が原因?
体毛の濃さには個人差があります。
特に、人から見えやすい部分である、腕やすねなどの体毛が濃い場合、コンプレックスに感じてしまいやすいようです。
鼻下など、女性では通常濃くない部分の毛が目立つ場合には、多嚢胞性卵巣症候群などのホルモン異常が原因のこともあります。体毛が異常に濃く気になる場合はクリニックを受診してみましょう。
永久脱毛は子どもでも受けられる?
皮膚科や脱毛専門クリニックで行っている脱毛も、医学的には子どもでも受けることができます。しかしクリニックによって年齢制限を設けている場合もあるので、受診される場合は事前に確認しましょう。
脱毛の種類は、「レーザー脱毛」と「光脱毛」の2つに大きく分けられます。レーザー脱毛は通常クリニックでしか行うことができません。光脱毛はエステで行っていることもあります。レーザーの方がより深くしっかりとした脱毛治療ができますのでおすすめです。
値段は、通常レーザー脱毛の方が高くなります。コストは部位の広さやクリニックによってまちまちですので、ウェブなどで事前にチェックするようにしましょう。脱毛レーザーは機械が同じであれば基本的性能は同じですが、施術者が処置に慣れているかどうかで、打ち漏れの有無など結果に差が出ます。脱毛レーザーに慣れているクリニックを選択するのがいいでしょう。
サロンでのキッズ脱毛はまだごく一部の流行で、子ども本人よりも親の意識が強いようです。サロンで脱毛というのは、大人っぽい、おしゃれ、自慢したいという感覚かと思いきや、やはり基本的にはムダ毛処理=コンプレックス解消の行為なわけで、声高に言うことではないのかもしれない。